見出し足指を使っていますか？

今日は、靴・靴下・足との関係について話をしましょうか。
立ったり、歩いたり、体を動かすための動作を常にバランス良く行えば、体を痛めることはないようです。

歩いたり走ったりする時に足を蹴り出すのは、足の指の仕事だそうです。有名な冒険家の話ですが、凍傷で足の指を失ってしまった彼は、その後歩くことにとても体力を使うようになったといいます。足底の筋肉を鍛えてアーチを維持する為にも親指を使うことが重要です。

足指はからだのバランスをとる為にも大変重要なんですね。だから私は日ごろから、足袋や五本指の靴下を履くことをお薦めしています。

足の形、起立の形、歩行の形。何かが崩れていたら体全体のブレ、左右、前後の微妙なゆがみにつながります。そのゆがみが膝、腰、肩のブレを起こし痛みやコリとなって現れるのです。

本当は裸足でしっかり動くことが一番なのでしょう。歩行や動作の道具である靴と靴下は足のバランスやすべての動作に大きな影響を与えます。自分に合った靴や靴下を着用することも意識してほしいと思います。「靴下で暮らしが変わる」そんな靴下を開発していきたいと、いつも考えています。

西垣和俊　西垣靴下・エコノレッグ社長。

靴下ソムリエ認定。２０２１年度大和高田市産業優良者表彰受賞、経済産業省より地域未来牽引企業選定、発明協会近畿経済産業局長賞受賞、大和高田市のFMヤマトで毎週水曜日午後1時から「くつしたわぁるど」放送中。