強度とクッション性を持つ「クッション編み」?
疲れ知らずの靴下の魅力に迫る!

エコノレッグでは2018年11月に、立ち仕事などで疲れている人に向けた『疲れ知らずの靴下』を新発売しました。 仕事や日常生活で「疲れ・足の疲れ」を感じている人が多いのは、リラクゼーションや足湯などの施設が流行っていることが物語っています。エコノレッグでは、その疲れを靴下で改善することができないかと考えました。 今回は、強度とクッション性を持つ「クッション編み」で、立ち仕事の疲れを改善。女性の感性と町工場職人の匠の技が産みだした『疲れ知らずの靴下』の魅力をお届けします。
開発の背景には、業種や地域を超えた企業の連携があった!?
『疲れ知らずの靴下』は、「仕事と夢に情熱をかける東大阪の工場とコラボ!靴下の【下町ロケット】」というテーマで、業種や地域を超えた連携で生まれました。 さかのぼること2016年10月。大阪のものづくり中小企業経営者ら19名が共同出資して設立した株式会社ケイオスと出会いがはじまりでした。 従来からある「疲れにくい構造の靴下」ではなく、工場で安全靴を履いている方々や立ち仕事の方々のために、丈夫で疲れにくい靴下の開発がスタートしました。 数回にわたる改良を重ね、2年をかけて2018年9月に『疲れ知らずの靴下』は完成しました。エコノレッグが考える疲れ対策と、新たに生まれた問題とは!?
エコノレッグでは、靴下での疲れ対策を次のように考えています。 「ズレる・回る・脱げる、動いてしまう」への対策は、「テーピング編み、で靴下と足をフィット」。 「足と靴・靴下が滑ってしまう」への対策は、「編込み滑り止めで、足・靴下・靴を止める」。 「じめじめして不快」への対策は、「吸水速乾性のある素材を使用」。 「足底に衝撃」への対策は、「クッション性のあるパイル編みを使用」して対策。 しかし、ここでひとつの問題が発生しました。 それは、「運動・安全靴では、生地が弱く破損が早い」ということです……。 一般的なパイル編みは衝撃緩和力がある編み方であるため、足が疲れにくい特徴を持っています。しかし、運動・安全靴では事情が異なります。 一般的なパイル靴下では強度が弱く、すぐ破損する・使えないという点が課題としてあげられました。特に作業用の靴下は、従来から破れてしまうことが多く、破損しても経費がかからない安価な靴下が採用されてきました。 そういった背景から、「安全靴でも丈夫で疲れにくい靴下があれば従業員に導入したい!」との声が多くあがりました。それと同時に、現場から多くの声があがった「靴下が臭うこと」「足が疲れること」に重点を置き、安全靴で着用しても、 ・破れにくく丈夫 ・臭わない ・疲れにくい ・力が入る この4つのポイントに焦点を当て、エコノレッグでは靴下の開発を進めました。