万博ユニフォームに奈良の靴下1万足を提供へ【NHK 奈良 NEWS WEB】で紹介されました

2025.02.18

4月に開幕する大阪・関西万博のスタッフのユニフォームに生産量が日本一を誇る奈良県の靴下が採用され、出荷を前に18日県庁で山下知事にお披露目されました。大阪・関西万博の運営スタッフのユニフォームに採用されたのは大和高田市のメーカーが作る靴下で、1万足が無償で提供されます。
18日はメーカーの代表らが奈良県庁を訪れ山下知事に靴下を披露しました。
靴下はくるぶしまでの丈の長さで、土踏まずのクッション性を高めて長時間の立ち仕事でも疲れにくくしたほか、かかとを安定させるテーピング技術で靴下の丈が短くても脱げにくいよう工夫がされています。
長時間の立ち仕事が続く町工場で働く人たちの声を反映して作られた商品がもとになっているということで、山下知事はさっそく試し履きし「万博を契機に奈良の靴下産業が発展することを期待しています」と激励していました。
日本靴下協会によりますと令和4年度の奈良県の靴下の生産量は年間5500万足あまりと日本一を誇り、全国シェアのおよそ60%を占めています。
靴下メーカーの西垣和俊 社長は「万博が間近となり、わくわくしています。奈良と言えば靴下と言われるように頑張りたい」と話していました。
1万足の靴下は今月(2月)21日に万博に向けて出荷されます。